八女中央大茶園の
美味しい お茶の淹れ方
おいしいお茶は、心はもちろん、身体の調子を整えてくれます。 お気に入りの急須や湯呑みでお茶を淹れ、心を和ませましょう。
おいしいお茶の淹れ方
(温かい緑茶3杯分)
お茶は、淹れ方・温度・抽出時間等によって味わいに違いが出てきます。紹介した目安を基本に色々と試し自分のお茶の味を追求するのも、また一つの楽しみです。
準備するもの
その他人数 茶葉の量 目安
①お湯を沸騰させ、湯呑み７分目までお湯を注ぎます。
必ず一度沸騰したお湯を使います。
②湯呑みを温めながら、お湯を60℃～７０℃に冷まします。
お湯の温度により、抽出される栄養成分、甘み、渋み成分が変わってきます。
③急須に茶葉を入れます。
ティースプーン１杯が約１人分２ｇ程です。
④急須に冷ましたお湯を入れ、蓋をして１分程待ちます。
この間に、お茶のうま味成分がたっぷりでます。茶葉が開き始めたころが、美味しいお茶のベストタイミングです。
⑤湯呑みに少量ずつお茶を注ぎます。
お茶の量と濃さが均一になるように、注ぐときは、１、２，３，３，２，１，と順番に注ぎます。
お茶を美味しく淹れる ポイント！
- 一番旨みが含まれるのは、急須に残る最後の一滴！
- 二煎目は、お湯の温度を高くして３０秒程待ってから、お茶を注ぎます。
- 三煎目以降は、お湯を直接急須に入れてから注ぎます。
お茶の栄養成分と淹れ方による違い
ティータイムは生活のリズムをつくり出します。 おいしいお茶は、心はもちろん、身体の 調子を整えてくれます。 お気に入りの急須や湯呑みでお茶を淹れ、心を和ませましょう。
保健機能食品のお茶！
お茶には、様々な栄養成分が含まれています。
その中でもお茶の成分を決めている成分は、アミノ酸、カテキン、カフェインの３つです。これらの温度と抽出時間の関係・性質を理解しておくとお茶を飲もうというとき、自分好みのお茶を淹れやすでしょう。
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お茶の旨み・甘み成分 テアニン
テアニンは、低温でも比較的良く溶け出し、溶出するまでの時間もかかりません。
テアニンは、脳・神経機能調節、リラックス効果があると言われています。 -
健康成分の代表 渋み成分 カテキン
カテキンは、低い温度では溶出しにくく、溶出するまでにやや時間がかかります。
お茶に含まれるカテキンには、抗酸化・抗突然変異・抗がん・血中コレステロール上昇抑制・血圧上昇抑制・血糖上昇抑制・認知症予防・血小板凝集抑制・抗菌・抗虫歯菌・抗ウイルス・腸内菌叢改善・抗アレルギー・消臭 効果効能があると言われています。 -
爽やかな苦味 カフェイン
高温ならすぐに溶出、低温ならじわじわと溶出出来ます。
覚醒作用・強心・利尿作用・代謝促進 効果があると言われています。
【参考文献】日本茶のすべてがわかる本/ NPO法人日本茶インストラクター協会
お茶の種類と淹れ方 目安
お茶の種類や値段によって、甘みや旨みを楽しむお茶と、爽やかな渋みを楽しむタイプと幾つかの種類があります。
それぞれの持ち味を引き出す淹れ方によって、それぞれの楽しみ方があります。
上級煎茶
早い時期に摘まれたお茶で、甘み成分テアニンや旨み成分のグルタミン酸が豊富に含まれています。
上級煎茶を淹れる時
旨み、甘み成分は、お湯の高温に比例して高い温度ほど多く抽出されますが、60℃を超えると急にカテキンの渋みも多く出てしまい、せっかくの甘みや旨みを台無しにしてしまいます。
淹れる時の目安
良いお茶は、50℃で約２分程を目安に旨みをや甘みをじっくり引き出すと、良いお茶の良さを最大限引き出せます。
八女中央 大茶園 の八女茶
番茶や２番茶など
２番目や３番目それ以降に摘まれたお茶で、健康成分として話題のカテキンやカフェインが多く含まれている為、渋みが強くなっています。
番茶を淹れる時
元々旨み成分や甘み成分が、上級煎茶に比べて少なく、高めの温度で淹れると、健康成分のカテキンがが多く出るので、カテキンの健康効果を爽やかな味わいとともにお楽しみいただけます。
淹れる時の温度目安
お湯の温度は８０℃～９０℃で淹れるとカテキンが豊富に抽出されます。ただし、時間が長すぎると渋みが強くなり過ぎてしまうので、３０秒程がお勧めです。