八女中央大茶園の歴史
八女中央大茶園とは?
ゆるやかな傾斜の丘陵地、はるか一面に広がる茶畑が「八女中央大茶園」。八女市は「色・ 味・香りよし」の銘茶の産地として全国に知られています。 約70ヘクタール(東京ドーム15個分)の大茶園は一般の人が見ることができる共同 茶園。
1969 年(昭和44年)
県営パイロット事業 として
八女中央茶共同組合は昭和44年から48年まで実施された八女地区農地開発パイロット事業の土地改良区の構成員の35名で設立されました。
戦後(昭和40年)経済の高度成長から、都市化、工業化、過密化の拡大に対して、農村地域の過疎化や生活環境が困難になるという問題が発生しており、農村社会の再設備として、パイロット事業が発足しました。
近代的茶園造成の走り
画期的な造成方法
当時としては画期的な、「山なり工法」で、100haの山林を改良。
ゆるやかな丘陵地帯に農道及びパイプラインを設置し、スプリンクラーによる一斉防除や灌水可搬型摘採機による収穫のため、25m程度の長さで農道を配置し、近代的茶園造成の中心となる茶畑を作りました。
ゆるやかな丘陵地帯に農道及びパイプラインを設置し、スプリンクラーによる一斉防除や灌水可搬型摘採機による収穫のため、25m程度の長さで農道を配置し、近代的茶園造成の中心となる茶畑を作りました。
八女茶の発展の原動力に
様々な取り組み。
当時、お茶を初めて栽培される農家がほとんどで、”和をもって尊しとなす”を組合の信条に、茶苗作り、定植、幼木仕立て、収穫など、昼夜指導、勉強、研鑽を、助け合いの精神の中で活動が営まれてきた。
昭和48年 製茶工場建設
高度機械化指導パイロット事業により60K2ラインの工場が建設され、昭和50年に120K2ラインの第2工場が完成する。
今の八女中央大茶園
お客様に美味しいと言って貰える為に
自然の中にある茶園の状況は日々刻々と変わります。その変化がいち早く観察するこ とで、環境にも人にもよい、肥培管理などを行わなければならないと考え、日頃の管理 作業を行っています。
安心安全への取り組み
安心・安全で良質なお茶づくりを追求。 八女茶の栽培から製造・販売まで一貫して自社にて行っています。 特に有機質に富んだ土づくりから安全に最大限、気を配った栽培管理、衛生的で近代的 な製茶機を駆使するなど、味だけでなく安心・安全にも徹底してこだわり2017年に は」JGAP(よい農業のやり方)認証を取得しました。 食品の安全だけでなく、環境保全や労働安全、信頼できる販売管理体制などにも取り組 んでいます。